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2025年10月03日

【ブログ記事】介護に最も大切な「気づきの感性」と自己覚知|特養ホームレクロス広尾様にて研修を実施しました

皆さま、こんにちは。ベラガイア17の梅沢佳裕です。
このたび、日本赤十字社総合福祉センター「特別養護老人ホーム レクロス広尾」様にて、「介護に最も大切な気づきの感性と自己覚知」 をテーマとした研修を担当いたしました。


研修概要

  • テーマ:介護に最も大切な気づきの感性と自己覚知

  • 開催日時:2025年10月(集合研修)

  • 研修場所:特別養護老人ホーム レクロス広尾
    施設HPはこちら


研修アジェンダ

  • 講義①:気づきの基礎と自己覚知
     → 「気づき」の定義と介護における重要性、自分の思考や感情傾向を理解する方法

  • ワーク①:気づき体験の振り返り
     → 日常での“気づき”を共有し、観察視点の多様性を学ぶ

  • 講義②:気づきの感性を育てる
     → 利用者の小さな変化を捉える感性の鍛え方、固定観念にとらわれない観察の工夫

  • ワーク②:ケーススタディで気づきプロセスを鍛える
     → 実際の介護場面を題材に、多視点でのアセスメント演習

  • まとめ・振り返り
     → 学びを整理し、明日からの行動に結びつける


研修の様子

今回の研修では、参加された職員の皆さまが「利用者の小さな変化に気づく力」をテーマに、活発な議論と振り返りを重ねました。特に、ワークでは 「いつもと少し違う利用者の行動」 に注目し、単なる印象ではなく事実に基づいて整理する方法を実践していただきました。

ケーススタディの場面では、「自分の先入観をどう外すか」「観察したことをどう共有するか」といった課題が挙がり、職員同士での意見交換も盛り上がりました。参加者からは「日々の介護にそのまま応用できる」「気づきを言語化することの大切さを実感した」との声をいただき、実務に直結する手応えを感じていただけたようです。

講義とワークを交互に進める構成としたことで、知識理解 → 実践体験 → 振り返り という学びの循環を体感していただけたことが、今回の研修の大きな成果でした。


著者・講師:ベラガイア17 人材開発総合研究所 代表 梅沢佳裕

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