2026年03月25日
今回は、普段実施している研修内容の一部として、講義①「支援記録の役割」と講義②「書き方の基本」の内容をご紹介します。高齢者介護・障害福祉に共通する支援記録の土台を、実務者向けに整理した前編です。
介護職・障害福祉の支援職の皆さまは、日々、記録を書いていると思います。けれども、ここで改めて考えていただきたいのは、その記録が**「次の支援につながる記録」になっているかどうかです。前編では、普段実施している研修内容の一部として、まず支援記録の役割と書き方の基本**を確認しています。
講義①では、支援記録は単なる業務メモではなく、ご本人の生活の様子を見える形にし、支援をつなぐ土台であることを整理しています。記録は、食事・排泄・活動・作業参加など、その日の生活の流れや変化を残すものです。そして、申し送りや会議、家族説明、関係機関との連携など、さまざまな場面で活用されます。つまり記録は、チームで支援するための共通言語であり、同時に、自分たちの支援を説明し守るための根拠にもなります。
講義②では、記録の基本として、事実を書く・簡潔に書く・客観的に書くという3つの原則を確認しています。たとえば「落ち着かない様子だった」とだけ書くのではなく、立ち上がりの回数や発言内容など、読み手が同じ場面を思い浮かべられるように書くことが大切です。また、何を書けばよいか迷ったときは、5W1Hで整理すると、必要な情報が見えやすくなります。
高齢者介護でも障害福祉でも、記録の原則は共通しています。前編は、その後に続く不適切語・要注意語の話を理解するための土台づくりです。記録に少しでも迷いがある方、新任職員に基本から伝えたい方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
(介護キャンパス/梅沢佳裕)
支援記録の研修は、「記録の書き方を学ぶ」だけで終わらせず、なぜ記録が必要なのか、どのような記録が支援の質につながるのかまで共有することが大切です。本研修では、前編でまず支援記録の役割と基本原則を丁寧に確認し、そのうえで中編・後編にかけて、不適切語・要注意語、評価語、職員主体の表現など、現場で起こりやすい記録上の課題を具体的に見直していきます。
高齢者介護・障害福祉のいずれにも共通する内容として実施しやすく、サービス種別や職員層に応じて事例や表現を調整することも可能です。新任職員には基礎の確認として、中堅職員には日頃の記録の見直しとして、管理者やリーダー層には記録指導の視点として活用しやすい研修です。
記録の書き方にばらつきがある、「変わりなし」「様子見」が多く具体性に欠ける、支援記録を権利擁護や説明責任の視点から見直したいとお考えの事業所様は、ぜひご相談ください。
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